所属集団【家庭含む】とは、種をまもるために、
ルールに従わないものに罰を与えようという
正義をもって制裁を加えるため、そこでは正義達成欲求や、
それによる所属集団からの承認欲求が満たされます。
いじめの始まりは、間違っている人を正すという気持ちから発生します。
自分は正しい事をしていると感じることで快感を得られる。
いじめている側は、正義であるという思い込みは、絶対で自分の行動を
正当化し正しいことをするのは、楽しいことだという感覚で
相手を攻め、批判し、追い込んでいきます。
集団であることで思考力が低下し個別の理性では止められず
たとえ誰かが理性で止めようとしても、
その一人が異分子になってしまうので、さらに新たないじめの連鎖が
起こります。
ドーパミンが一度で始めると理性のブレーキが利かず、
攻撃の欲求を抑えるどころか、より高める方向に働きます。
いじめる毒親、いじめを傍観する人は、さほど違いは、ありません。
いじめる側に無意識に同調してしまう人がいます。
集団の中に加わることで、道徳観、倫理観が低くなり、
集団に働くサンクション機能を止めるのは難しくなります。
一人だけ得をしているように見える存在というのは、
毒親から妬みを買いやすい人です。
妬みからいじめに発展します。
心理学的に、妬み感情が強まるのは、互いの関係において、
類似性、獲得可能性が高くなると言われています。
自分と共通点があり同じくらいの立場の人が、
自分より優れたものを手に入れていると、より悔しいという
感情が生まれ嫉妬します。
妬み感情は人間にもともと備わっている感情なので止めることが
できません。
妬みの感情に不幸な事がおこると脳内で快感を司る線条体と
呼ばれる部分の活動が活発になり、喜びを感じてしまいます。
学術的にシャーデンフロイデと呼びます。
特に毒親が身近な人の不幸を喜ぶのは、強い嫉妬心が影響しています。
他人の不幸は、蜜の味。
セロトニンは、５月から６月、１０月から１１月に不足します。
この時期は、ほかの時期以上に休息する、リラックスする時間を設ける
ようにしましょう。
若い女性は、嫉妬を受けやすい。
腕力の行使に適さない女性が制裁行動をとる場合には、
リベンジを受けて返り討ちに遭う確率が高い。
また、女性の脳は、セロトニンの量が少なく比較的不安になりやすい
性質が強くなります。
傍観者は、加害者と同じ。
見て見ぬふりをする傍観者は、自分も標的にされないように
流されてしまいます。
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